愛知・名駅 / これぞ食材の極み！「天冨良 麻布よこ田 名駅別邸」で味わう天ぷらのフルコース

ミシュラン獲得8回の経歴を持つ麻布十番の名店「天冨良 よこ田」さんがついに愛知県に上陸！

東京を拠点に店舗を展開しており、愛知県には今回訪れた天ぷら専門の「天冨良 よこ田 名駅別邸」、そしてお寿司と天ぷらを一緒に味わえる「名駅 鮨 よこ田」の2店舗があります。

2023年の2月にオープンしたばかりのこの店舗、外観のビルがまだ工事中という点は、デートスポットとして利用するなら少し気になる部分ではありましたが、その背後に隠された料理のクオリティはまさに期待以上！！

エレベーターで店舗の階へのぼり、扉が開くとすぐお店の入り口。長い廊下の両脇にはテーブル席の個室があります。

その先にはカウンター席と厨房があります。木の温もりに包まれる空間が広がり、和の心地よさと落ち着いた雰囲気が素敵です。

今回はお昼時だったのでランチのコースを注文してみました。ランチコースは全部で4種類あります。

コース料理にはドリンクが含まれていないので、別注ドリンクメニューが用意されています。

天冨良(欄)会席

季節の小鉢

今回は、オクラの胡麻和えでした。オクラのねばねばとした食感と香ばしくて濃厚なゴマの風味が絶妙です。

茶碗蒸し

蟹のあんかけ茶碗蒸し。

茶碗蒸しの滑らかな舌触りとカニの風味が口の中に広がります。

天ぷらは、天つゆではなく、レモンと塩で楽しむスタイル。

特に目を引くのは、カウンターに置かれた自家製カレー塩。最初は「天ぷらにカレー味？」と疑問に思うかもしれませんが、店員さんのおすすめ通り実際に食べてみると、天ぷらとの相性が抜群で病みつきになりそう！

天ぷら

まずは、えびとかぼちゃ。エビは驚くほどのプリプリとした食感と、みずみずしさが際立って絶品！かぼちゃはほくほくとした食感。

てんぐナスとすずき。てんぐナスは外側のカリッとした衣の次に、内側から溢れ出るなすの水分とジューシーさが絶妙。すずきは身の柔らかさと旨味が最高です。

シルクスイート（いも）とあかいか。シルクスイートは滑らかで甘みが際立ち、あかいかはとにかく柔らかい！

新れんこんとしいたけ。新れんこんのシャキシャキとした食感としいたけのジューシーさが最大限に引き出されてます。

キス。淡白な味わいと軽やかな食感がとってもいい。

最後の〆はしらえびのかき揚げ丼ぶりにあかだしと漬物。

カラッと揚がったしらえびはスナック感覚。タレがもう少しかかっていたらごはんも進んだのにな〜という上品な味わい。

なめこが入っている赤だしは名古屋の方なら馴染みのある味。

デザートはゆずシャーベットと、果物の盛り合わせ。口の中をさっぱりとさせてくれます。

揚げたての天ぷらは衣がサクサクで軽くて、いくらでも食べられそうなくらいおいしかったです。ごちそうさまでした。