今回は、名古屋駅近くにある「鮨 天野」さんに行ってきました!元々は「鮨 よこ田」という名前でしたが、近くに系列店ができ、予約時に間違える人が増えたことから改名されたとのことです。お店は、名古屋駅の太閤通口から徒歩3分ほど歩いたテナントビルの5Fにあります。
エレベーターで上がると、右側にお店の入り口が目に入ります。のれんをくぐると、落ち着いた雰囲気の店内が広がっていて、カウンター越しには職人さんが丁寧にお寿司を握っている姿が見えます。高級感がありつつも、どこか居心地の良い温かい空間が広がっていて、すぐにリラックスできました。
この日は事前に予約して、コースを注文してみました。
ランチのコースは3種類から選べて、どれも魅力的で迷ったけど、今回は「煌き会席」にしてみました。
目次
華会席
先付 / 季節の小鉢
まず最初に出てきたのは、さっぱりとした福井県産のもずく。いわゆる”岩もずく”で、噛むたびに一本一本のコシが感じられて、程よい酸味が食欲をそそります。
握り / 中トロ
いよいよお寿司が登場!まずは、本鮪トロから。くどさは全然なくて、鮮度が良いから後味はすごくさっぱり。本鮪ならではの濃厚な旨味が口の中に広がって、一口で贅沢な気分。さらに、しゃりは赤しゃりでした。
壱の鮨 / 本日の大将のおすすめ3貫
まず1貫目は、金目鯛。かるく炙られていて、香ばしさが口に広がります。すだちのさっぱり感がアクセントになって、金目鯛の旨味がさらに引き立つ感じ。
2貫目は、ほたて。甘みがしっかりあって、タケスミの塩がいい感じに効いてます。甘さとしょっぱさが絶妙で、もうたまらない。
3貫目は、かんぱち。上にはからすみが乗っていて、コリコリとした食感が楽しめます。
小丼 / ウニといくらの小丼
サイズはとっても小さいけれど、その中に贅沢さがギュッと詰まっています。まずはウニを一口。 とろける食感で甘くて濃厚で最高でした。
小鉢 / 旬彩のサラダ仕立て
大根と水菜、サーモンのサラダ。ごまドレッシングがかかっていて、上には糸唐辛子が飾られています。でも、糸唐辛子がけっこう主張してきて、全体的に味がちょっと控えめに感じたかも。
酢の物 / 海鮮酢の物
ケンサキイカと水だこに、マンゴーソースがかかっていて、この甘酸っぱさとの組み合わせは斬新!
焼き物 / 旬の焼き物
真鱈の幽庵焼き。運ばれてきたときから焼けたいい香り。柚子と醤油の風味がしっかり染みてて、香ばしくてさっぱり。
弐の鮨 / 本日の4貫と卵焼き
まず1貫目は、しま鯵。ねぎしょうがが添えられていて、生臭さが全くなく、さっぱり。
2貫目は、真鯛。レモンと昆布塩がかかっていて、爽やかな酸味が効いています。これもすっきりした後味。
3貫目は、ひらめ。ポン酢ジュレと金粉がのっていて、見た目も豪華で、ひと口で贅沢な気分に。
4貫目は、穴子。身がふわふわで、タレは控えめ。素材のおいしさが引き立ってました。
一緒に添えられた卵焼きは、レトロプリンのような食感と甘さで、デザート感覚で楽しめました。
巻物 / トロ沢庵巻
外側には「まぐろ節」がまぶされています。これがまたいい感じで、鰹節みたいな感じだけど、まぐろぶしの風味がトロたくにめちゃくちゃ合って、いつもの巻き寿司とはまた違ったおいしさでした。
汁物 / 赤出汁
あおさがたっぷり入った赤出汁。生ものをたくさん食べた後に、このあったかい汁物が体に染みて、ホッとする味でした。
甘味 / 季節のソルベ
デザートはピーチシャーベット。さっぱりしてて、食後にはちょうどいい甘さ。口の中がスッキリして、締めにぴったりでした。
一つ一つに工夫がされていて、贅沢な時間で心もお腹もいっぱい!ごちそうさまでした。