今回訪れたのは、名古屋市緑区にある「酒楽亭 空庵(くうあん)」さん。こちらのお店は2部制でお昼の部は「ラーメン」、夜の部は「水餃子とまぜそば」を提供しているお店です。今回はランチに訪問してラーメンをいただきます。
ラーメン屋さんには思えぬモダンな外観に黄色いのれんがアクセントの外観。
お店の前に駐車場が7台あるけど、12時半前に着いてすでに満車。車で行く人は車を停めてからしか受付できないので注意!駐車場の空きを待っている間、他のお客さんも来てお店の前に路上駐車のように車が一列に並んで待ってる状態でした。
10分ほど待って、入店。店内の入り口すぐに券売機があります。
奥へ進むと目の前に広がる庭園風景。大きな窓はとても開放的で庭園の緑に癒されますね。
庭園を眺められるカウンター席とテーブル席があります。
テーブルに工夫がされていて、各テーブルには卓上のIHとなんとティッシュペーパーまで内臓!
さらに、このテーブルには引き出しがあって、その中にお箸やレンゲなどのカトラリーが用意されています!
インテリアの飾り方も美しい…もはやラーメン屋さんというより日本料理店のようなスタイリッシュさ。
まず初めに運ばれてきたのは、お通しのような冷たいドリンク。コップのセンスも良き。
「さくら大根のすりながし」大根おろしと桜の香りが口当たりさっぱり。
鴨葱皿
テーブルに埋め込まれたIH、ラーメン用にではなく、それはこの鴨葱皿用だったというのが驚き。
たっぷりのネギの上に綺麗なピンク色の鴨ロース肉が並べられています。店員さんいわく、あまり焼きすぎないようにということで、絶好のタイミングで食べられるように集中!
色が変わったくらいでひっくり返すのがベストらしい。
レアな状態で食べられるなんて新鮮な証拠!ラーメンに乗せるのではなくこのままいただくらしい…まさに一品料理。たっぷりのネギと一緒に一口。
ん〜〜〜〜〜うまっ!あっさりかと思いきやしっかり出汁で味付けされていて、鴨肉は噛めば噛むほど旨味が出てくる!!お昼からなんて贅沢な気分♪
鴨はちラーメン
底が深めな器に盛り付けられて運ばれてきた「鴨はちラーメン」。
麺は、喉越しがいい全粒粉の細麺。
スープは、醤油ベースで、背脂のコクと鴨の風味が相まって深みのある味わいでおいしい!
トッピングには珍しい車麩。背脂ってこってりしがちだけど、柚子の皮がいいアクセントになっていてつい飲みたくなる。
そして、メンマも分厚くて食べごたえ抜群でした。
卓上に、「にんにく酢」も用意されているので、味変したい方はお好みで。
【期間限定】新玉葱とラムのカレーつけ麺
せっかくなので期間限定メニューも注文してみました。
つけ汁皿がIHの上に置かれ、常に熱々の状態でいただける最高のコンディション!
11種類のスパイスを効かせたカレーのつけ汁には、野菜とじっくり煮込まれたほろほろのラム肉がたっぷり入っています。白いクリームのようなものは、新じゃがのムース。
全てを麺に絡ませ、一口。新玉ねぎの甘みと新じゃがのクリーミーさが合わさってスパイシーさはあまり感じず、まろやかな口当たりでどんどん進みます。
〆にごはんと一緒に食べたいくらい!!お腹に余裕がある方は「チーズご飯」もぜひご賞味あれ!
ラーメン一杯のお値段はお高めですが、鴨葱皿と景観を含めるとまぁ納得できるかな。むしろまた食べたいなって思えるお店でした。ごちそうさまでした。